パーセント計算の使い方
このページには小さな計算機が4つあり、それぞれが1種類の質問に答えます。自分の質問に合うものを選んで数値を入力してください。入力に合わせて結果が変わり、結果の下の行には自分の数値を入れた式が表示されるので、計算の過程を確認したり、メモに書き写したりできます。
- YのX%はいくつ? – ポイント還元や頭金など、ある金額の一部を求めます。
- XはYの何%? – テストの点数など、部分が全体の何%かを求めます。
- 増減率(増加・減少) – 値が元からどれだけ増えたか、減ったかを求めます。
- パーセントを足す・引く – 税込価格や割引後の価格を求めます。
パーセントの問題は3種類
基本的なパーセントの問題には、必ず部分、全体、割合(パーセント)の3つが出てきます。この3つは「部分 = 全体 × パーセント ÷ 100」という1つの式でつながっているので、2つがわかれば残りの1つを求められます。
- 部分を求める:150の20%は? 20 ÷ 100 × 150 = 30。1つ目の計算機を使います。
- 割合を求める:30は120の何%? 30 ÷ 120 × 100 = 25%。2つ目の計算機を使います。
- 全体を求める:30が25%に当たるなら全体は? 30 ÷ 25 × 100 = 120。この型には専用の欄がありませんが、電卓で
30 ÷ 25%と入力すれば一度で120が出ます。
いちばん迷いやすいのは、どれが「全体」なのかを見極めることです。全体とは比較の基準になる値、つまり元の価格、問題の総数、前年の数字などです。
増減率
増減率 =(新しい値 − 元の値)÷ 元の値 × 100です。結果がプラスなら増加、マイナスなら減少です。基準はいつも元の値なので、向きが大切です。80から100になれば25%の増加ですが、100から80に戻れば20%の減少です。元の値が0のときは計算できません。0からの変化を0に対する割合では表せないからです。
元の値がマイナスの場合は、その大きさ(絶対値)で割るので、値が上がればいつも増加として表示されます。−50から−25になれば+50%です。
パーセントを足す・引く
X%を足すときはその数に(1 + X ÷ 100)を掛け、引くときは(1 − X ÷ 100)を掛けます。説明の行には「50 − 50の15%(7.5)= 42.5」のように、両方の段階が表示されます。
計算例
- テストの点数:50問中42問正解なら、42 ÷ 50 × 100 = 84%です。
- ポイント還元:32,000円の買い物で5%還元なら、1,600ポイントです。
- 消費税:税抜1,800円に消費税10%を足すと1,980円です。
- 割引:3,000円の商品の2割引(20%引き)は2,400円です。
- 家賃の値上げ:家賃が80,000円から84,000円になれば、5%の値上げです。
- 販売数の減少:250個から180個に減れば、28%の減少です。
よくある間違い
- 続けてかかるパーセントは単純に足せません。100 + 50% = 150ですが、150 − 50%は100ではなく75です。2回目のパーセントは大きくなった数を基準に計算されるからです。3割引のあとさらに2割引されると、100が70、そして56になるので、合計は44%引きで、5割引ではありません。
- 含まれている分を除くのと、パーセントを引くのは違います。軽減税率8%込みで1,080円の商品の税抜価格は1,080 ÷ 1.08 = 1,000円で、1,080 − 8% = 993.6円ではありません。
- 比べる向きを変えると基準も変わります。125は100より25%多いですが、100は125より20%少ないだけです。
- %と%ポイントは違います。金利が4%から5%に上がれば1%ポイントの上昇ですが、パーセントで言えば25%の上昇です。1は4の4分の1だからです。
よくある質問
割引前の元の価格はどう求めますか?
割引後の価格を、割引後に残る割合で割ります。15%引きで2,550円なら、元の価格は2,550 ÷ 0.85 = 3,000円です。割引額や税込価格までまとめて計算するなら割引計算を使ってください。
100%を超えるパーセントもありますか?
はい。300は120の250%で、40から100に増えれば150%の増加です。ただし、価格のように0より小さくならない値は、−100%を超えて減ることはありません。−100%は値が0になったという意味です。
小数点以下は何桁まで表示されますか?
パーセントは小数第4位まで、それ以外の結果は小数第6位まで丸めて表示します。そのため、3のうち1は33.3333%と表示されます。必要な桁数に合わせて自分で丸めてください。
そもそも%とはどういう意味ですか?
パーセント(per cent)は「100あたり」という意味です。25%は100のうち25で、分数の1/4や小数の0.25と同じです。日本でよく使う「割」は10%単位なので、2割は20%、2割5分は25%に当たります。