ダミーテキストを作る方法
- 生成数を入力し、単位で段落、文、単語のいずれかを選びます。
- フォーマットでプレーンテキストを選ぶか、コードやCMSのHTML編集画面に貼り付けるならHTML(<p>タグ)を選びます。
- コピーをクリックします。設定を変えるたびにテキストが作り直され、新しいテキストを生成を押すと同じ設定で別のランダムなテキストが得られます。
ボタンの横には、生成したテキストの単語数と文字数が表示されます。大きさの決まった枠を埋めたいときの目安にしてください。
設定ごとの出力
- 段落 – 1つの段落は4〜7文でできています。一度に最大100段落まで作れます。
- 文 – 1つの文は6〜15語で、大文字で始まりピリオドで終わります。長めの文には途中にカンマが入ることがあります。文は5つずつまとめて段落になります。最大500文です。
- 単語 – 指定した数ちょうどの単語を、大文字で始まりピリオドで終わる1つの段落として出力します。最大10,000語です。
- 「Lorem ipsum dolor sit amet…」で始める – おなじみの19語の書き出しで始まるようにして、デザインを見る人がひと目でダミーテキストだとわかるようにします。単語モードでは、この文の先頭の単語が使われます。
- フォーマット – プレーンテキストでは段落の間に空行を入れ、HTMLでは各段落を
<p>…</p>で囲んで1行ずつ並べます。
例
- 書き出しをオンにして5語:
Lorem ipsum dolor sit amet.– 短い見出しやボタンの文言の仮置きにちょうどよい長さです。 - 3語:
Lorem ipsum dolor. - 7文:段落が2つでき、1つ目は5文、2つ目は2文になります。
- HTMLで2段落:
<p>Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit, …</p>の次の行に、ランダムな文でできた2つ目の<p>が続きます。
書き出し以降は、ラテン語やラテン語風の約130語の中からランダムに選んで組み立てます。そのため見た目はラテン語ですが、文法的に正しいラテン語ではなく、意味もありません。
ロレム・イプサムの由来
このテキストは、紀元前45年にキケロが書いた哲学書De finibus bonorum et malorum(『善と悪の究極について』)の一節を崩したものです。原典の第1巻10章32〜33節には「neque porro quisquam est, qui dolorem ipsum quia dolor sit amet…」、おおよそ「苦痛そのものを、それが苦痛であるがゆえに愛する者はいない」という一節があります。Loremはラテン語の単語ではなく、一節を切り刻む過程でdoloremの後半だけが残ったものです。この崩れたテキストは、1960年代のレトラセット(Letraset)の転写式レタリングシートや、その後のDTPソフトを通じて広まりました。1500年代から印刷業者が使ってきたという話をよく見かけますが、それを裏付ける確かな証拠はありません。
デザイナーが使う理由と、使わないほうがよい場面
ダミーテキストを使うと、内容を読むことに気を取られず、文字の大きさ、行の長さ、余白、見出しと段落のリズムといったレイアウトだけを評価できます。最終的な原稿ができる前にページを組み始めることもできます。ロレム・イプサムが広く使われているのは、短い語と長い語が混ざっていて、画面上では英語などヨーロッパの言語の文章に近く見えるからです。
ただし限界もあります。実際の原稿はダミーテキストのようにきれいな長さではありません。見出しが3行になったり、名前が長かったり、翻訳すると英語の原文より場所を取る言語も多くあります。整ったロレム・イプサムだけでなく、現実的な長さや極端な長さのテキストでもレイアウトを試してください。特に日本語のサイトでは、ラテン文字のダミーテキストからは、和文がどのように折り返され、行を埋めるかがまったくわかりません。実際の日本語の文章でも必ず確認しましょう。
ヒント
- 見出し、商品名、メニュー、表のセルのように長さの決まった要素には単語を、本文には段落を使いましょう。
- 1つのページに複数のブロックを置くとき、すべて同じ文で始まると不自然なら、書き出しのオプションをオフにします。
- サイトを公開する前に「lorem」と「ipsum」で検索してみてください。公開ページに残ったダミーテキストは訪問者に未完成の印象を与えますし、中身のないページは検索エンジンにとっても評価のしようがありません。
- すべて大文字の見出しのように特定の大文字・小文字が必要なら、結果を大文字・小文字変換にかけましょう。生成したテキストが単語数や文字数の制限に収まるかは、文字数カウントで確認できます。
よくある質問
ロレム・イプサムは本物のラテン語ですか?
一部だけです。書き出しは実在のラテン語の文を崩したもので、単語の多くも実在する、またはそれに近いラテン語ですが、ランダムにつないでいるため、訳しても意味のある内容にはなりません。
商用の制作物に使ってもかまいませんか?
はい。キケロの文章は2000年以上前のものでパブリックドメインですし、ここで生成したランダムなテキストにも制限はありません。
HTMLで見出しや箇条書きも作れますか?
いいえ。HTML出力に含まれるのは<p>タグで囲んだ段落だけです。デザインカンプに見出しやリストが必要なら、該当する行をご自身でタグで囲んでください。
スクリーンリーダーで読み上げるとおかしいのはなぜですか?
スクリーンリーダーはページの言語の単語として読もうとするため、意味のない音の連続になります。公開前や実際のユーザーとのテストの前に、必ず本物の文章に差し替えるべき理由の1つです。